Freedom of …

taros_magazine2005-02-20


WOWOWでやってる「CSIマイアミ」という番組が大好きだ
マイアミ市警の科学捜査チームの話なんだけど、特に日本の刑事モノと決定的に違うのは、女性の役割である
 「太陽にほえろ」以来、日本の警察署では、女性はなぜか“お茶くみ”である(最近のドラマは知らないけど)。だけどCSIマイアミでは凶悪犯を尋問し、FBIの捜査官相手にもハッキリ「NO」を突きつける
 ま、テレビで見る範囲でしか知らないけど、アメリカ人というのは自己主張が強い…というか、はっきりとモノを言う国民だと思う。
 ガラの悪い若者に、ヨボヨボのおばちゃんなんかが「こんなところに落書きすんじゃないよ!」とか、若い女性が年上の男性に「ここは禁煙です」とキッパリと言える文化…これがアメリカの日常生活における「言論の自由」なんじゃないかと思う
 アメリカ人はいかにしてこの文化を手に入れたのか?
 理由の一つは“宗教”だと思う
どんな悪党でも一応何らかの神を信じているから、最低限の「善悪」の分別があるということ。日本では「誰も見ちゃいない」も「Got only knows」だ
 もうひとつは「銃」だと思う
 「もしかして、コイツ銃を持ってるんじゃないか?」と思えば、多少なりとも相手に警戒心を持ち、無用の挑発などしないだろう。前に触れた「河川敷ゴルファー」も、注意されて逆ギレした瞬間に射殺されるかも、と思えば態度も違うだろう
 今、国家権力と悪党だけが銃を持っている国と、全員が銃を持っている(持てる)国。どっちが住みよい国なんだろうか?


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