脳内正論
「管制塔のヤツを呼んでこい!」「はやく何とかしろ!」
羽田の管制システムがダウンし、足止め食らった客がそのへんにいる空港職員や、カウンターの航空会社の職員を捕まえて怒鳴りつける…
電車が事故や災害で止まったときもよく見る光景だ
「対応が遅い」だの「誠意が感じられない」だの、ヤクザ顔負けのセリフをテレビカメラの前で堂々と吐く
こういうヤツは、きっと買ってきたモノが壊れてたりすると、すぐに「社長を呼べ」とか「店長出せ!」とか言うタイプの人間なんだろう
感情論を、本人だけが”至極正論”に脳内で変換してわめき散らす
とにかく、こうした光景をテレビなんかで見ただけで何とも嫌な気分になる
なのに何故、テレビはそれを映し続けるのか?
「こういうキチガイみたいなコト言ってるヤツはみっともないですよー」という、反面教師としての”晒し”だと信じたい