ポリシー

taros_magazine2005-08-11


ホームページやブログを立ち上げたとき、『政治の話はやめとこう。おもしろくないから』と決めていたのだが…どうにもガマンできず…


国会議員が地元へ“予算”を引っ張ってくることなんか、鈴木ムネオの例を出すまでもなくあまりに日常すぎて、何をどうすれば違法になるのかさえよくわからない
そもそも“国”会議員が全国民でなく、一地域の代表として選ばれるというのもよくわからない。それじゃ選挙に勝つために地元にカネを落とすように活動するなんて目に見えている


いつも釣りに出かける県道沿いにある友人の実家は、下り坂のゆるいカーブの先にあり、何年かに1回は必ずカーブを曲がりきれずに家の側壁に突っ込む車があった
それを聞いた地元の国会議員が、県の道路担当部署に怒鳴り込んだ。「今すぐ何とかせいっ!」と
数週間後、そのカーブには10トン車が突っ込んでも大丈夫そうなコンクリートのゴージャスな法面が築かれていた…
そんなコトを選挙区内でやってるから、まそれなりに評判はいい。「あの人はすぐ動いてくれる。イイ先生だ」と


でも、それは“国会”議員の仕事じゃなく、村や町の役場の仕事だと思う
ま、せいぜい県会議員までの“ナワバリ”だ
じゃ、仮にその国会議員に縁もゆかりのない土地で、同じような事故多発場所があったとしたら、その議員は動いただろうか?
断言しよう、絶対に動かない
そもそも、その議員はほかの街の出身なのだ。なのにいろんな問題が山積みの地元ではなく、選挙に勝つためだけに近隣選挙区から立候補してるのだから…


先日、久しぶりにその議員の顔をテレビで見た
郵政法案に最後まで反対とも賛成とも表明せず、「私もツラい立場だから」などと言って棄権したとニュースは伝えていた
『あはは。アンタらしいよ』
信念なんてこれぽっちも持っちゃいない。何が得で何が損かということばかり考えて、結論がでなけりゃ首を引っ込めて時が過ぎるのを待つ…

アンタが“造った”橋や道路はもういいから、アンタの信念とか政策ってヤツを一回くらい見せてくれよ



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