ワイドショー

taros_magazine2005-11-15

最近、朝の出勤前にNHKばかり見ていることに気が付いた
以前はバラエティー色の濃い「めざましテレビ」だったり、名古屋地域ローカルの情報番組を見ていたのに…これもトシのせいか、などと感じていたのだが…
先日、みのもんたが司会をやってる「朝ズバッ!」という報道番組(TBSのサイトでは、バラエティではなく、はっきりと”報道”のカテゴリで紹介されている)を見て、「あぁ、単に朝からトンチンカンな報道番組モドキを見て血圧上げたくないから、当たり障りのないNHKを見てるだけだったか…」ということに気づいた
いつも思うことだが、こういう”テレビ局の社員以外の人間”が報道番組で語るときは、どういう立場でコメントしているんだろう?
この日は『教員の不祥事が多すぎる』というコトを力説していたのだが、その根拠として数ヶ月で起きた『5〜6件』、それもいわゆる微罪を含むものを例に出してた
「おいおいおい、こんな数字よりテレビ局の社員の方が多いぞ。それに新聞含めた”報道関係者”にすればなおさらじゃないのか?」などと思わず笑ってしまったが、話はそこで終わらない
みのは「処罰が軽すぎる」と言い出した。この日のメインの事件では、まだ処分がされていないのにである
「あのさ、覚醒剤の常習者が何十人もいるのはどこの業界だよ。人殺しがカムバックできる業界はどこだよ。オマエと同じタレント業だろ…」
みのは、”教師は聖職者なんだから、もっと厳しく…”などと吠え続けていたが、その本人は報道関係者でもタレントでもなく、あたかも”聖人”であるかのようなスタンスにいた
さすがにアシスタントなんかが引きはじめた頃、この日のコメンテーターの木元教子とかいう評論家に話を振ったのだが… 
なにしろこの人は、薬害エイズ問題で当時の厚生省が用意した”記者発表資料の綴り”を問題の議事録の”正本”だとカン違いして「何が当時の記録が『無い』ですか!こんなに立派なファイルがたくさんあるのに!これが見あたらないワケないでしょ!」と激怒した人物だ。事前の取材や独自の調査なんていう情報収集はハナっから放棄してる
ということで、このTBS出身の自称評論家は、いつものように支離滅裂な場当たりコメントでお茶を濁しまくっただけだった
こんな低次元なやりとりを、朝から見せられるのはさすがにツラい。この番組の視聴率もツラいのは当然だろう
そんなわけで、今日も朝はNHKだ
そろそろ、”受信契約”ってヤツでもしようかと思うのは、やっぱりトシのせいだろうか?